2024年2月6日に放送された「カズレーザーと学ぶ新知識」という番組で、鍼灸についてとってもわかりやすく放送されていました。
沢山の方に知っていただきたいので、こちらにまとめます。
また、鍼灸以外についても放送内では触れており、面白かったのでそちらも記載します。
2月6日放送「カズレーザーと学ぶ新知識」という番組。
今回のテーマは
①体が硬い人は〇〇も硬い!?
疲れやすい体質改善のカギNO
②心の疲れも体の疲れも正体は一緒!
慢性疲労の原因は脳の炎症
③ツボで本当に疲れはとれる!?
脳内麻薬オピオイド
はじめに取り上げられた内容はこちらの記事に
↓
②心の疲れも体の疲れも正体は一緒!慢性疲労の原因は脳の炎症
最後にこちらについてまとめていきます
解説者は、立命館大学 教授 家光素行先生。
体がつかれやすいかどうか簡単に評価できる方法があります。
それは体の硬さ
体の硬さは血管の硬さと関係している
頸動脈から大体動脈への血流の速度で計測した実験結果によると
血管が柔らかいと、心臓から押し出された血液によって血管が広がり、ゆっくりながらたくさんの血液を流せる
一方
血管が硬いと押し広げられず、流れが速くなったり血管がつまって、やがて全身の血流がわるくなる
また、年代ごとに比較すると、年を重ねるにつれ体の硬さと血管の硬さが比例する傾向にある
血管が硬いと、全身に血液を巡らせる効率が悪い
すると、活性酸素などの疲労物質がたまりやすくなる
体のかたさと血管の硬さが関係しているということは、はっきりとは解明されていないが
筋肉と血管の線維化が関係しているのではないかといわれている
筋肉は筋線維が束ねてあるものだが
線維と線維の間にコラーゲンを主とした結合組織がどんどん隙間にはいってくることや(コラーゲンの過剰増加)
筋線維が結合組織に入れ替わることで柔軟性が失われる
コラーゲンそのものは柔らかいが、体の中では組織や器官をつくるはたらきをするしっかりしているもの
それが筋肉の中に過剰に存在すると柔軟性が失われる
血管の周りは、平滑筋やコラーゲンなどの外膜でおおわれている
それが、加齢や活性酸素、炎症などで線維化が過剰におきることによって血管もうごかなくなる
この線維化が筋肉と血管に同時におきることが原因と考えられている
それはNO(一酸化窒素)の分泌を促進させることが1つのコツ
NOは血流の刺激によって増えることがわかっている
血管の中に血液が流れる→血液の速度を血管の内皮細胞が刺激として受けとる→NOをつくる合成酵素が活性化する→NOをたくさん作ることができる
するとNOが平滑筋を弛緩させることで血管が柔らかくなる
有酸素運動
ジョギングやウォーキング
筋トレより、有酸素運動をした人の方が効果が高い
有酸素運動をしてから筋トレをする場合も血管に対する効果は違う
血管に対しては、筋トレをしてから有酸素運動をした方がいい
より簡単に行える方法はストレッチ!
ストレッチは血管が柔らかくなる可能性が
全身ストレッチがいいが、ふくらはぎのストレッチはおすすめ
血管にとってよくないことは座っていること
貧乏ゆすりも疲労回復にいい
ふくらはぎの筋肉が伸び縮みする貧乏ゆすりは、滞った血流を心臓へ送り返し、血流改善、疲労回復が見込まれる
以上です!
ぜひ①②③合わせておよみください!
①体が硬い人は〇〇も硬い!?疲れやすい体質改善のカギNO